新書体「つきじへいた」リリース記念して「つきじへいたエキシビジョン」を開催いたします。
近代日本における活版印刷業の確立に重要な役割を果たした活字製造業者で、明朝体の標準化やポイント活字の導入などで日本の活字界を牽引する存在だった東京築地活版製造所。「つきじへいた」は明治時代から続いた伝統ある築地書体の中から「築地体三号太仮名」をベースに、複雑な造形をそぎ落としていくことで「ミニマル」さを追求しました。築地書体の手書きの雰囲気を残すことでやわらかい印象を表現し、絵本や詩に適した文字を制作しました。
「つきじへいた」リリースを記念して6月9日(金)- 7月15日(土)アイデアスケッチギャラリーにて「つきじへいたエキシビジョン」を開催いたします。「つきじへいた」は絵本や詩に適した文字だという魅力が感じられる展示となっております。絵本や詩に適した文字という魅力を表現した本展は詩を一文字でキャンバスに表現することで詩の雰囲気を引き出し、文字の造形の魅了が感じられる展示を行います。
「つきじへいた」の魅力溢れるエキシビジョンになっております。どなたでもご参加できますのお気軽にお申し込みください。
■「つきじへいた」エキシビジョン
タイトル : 「つきじへいた」エキシビジョン
展示会期 : 2017年6月9日(金)-7月15日(土)
開廊時間:14:00-20:00 (平日)
11:00-17:00 (土・日・祝日)
場所 : アイデアスケッチギャラリー
107-0052 東京都港区赤坂6-5-28 ヴェルディ赤坂3F googleマップ
入場料 : 無料 / 事前予約制(前日の18:00まで予約可)
池田平多(タイプデザイナー)
1989年、宮城県生まれ。大学在学中に『文字をつくる 9人の書体デザイナー』(雪朱里著)の本に出会い、書体設計士という職業を知る。その後、鳥海修主催「文字塾」で2年間文字の制作を学ぶ。文字塾では変体仮名を現代のスタイルに合わせるべく変体仮名を丸ゴシック化した「ヘータ」を制作。株式会社アイデアスケッチの「真四角」フォントの制作に参加。日々レタリングの練習を重ね、腕を磨いている。
アクセス
アイデアスケッチギャラリー
107-0052 東京都港区赤坂6-5-28 ヴェルディ赤坂3F googleマップ
- 千代田線赤坂駅6番出口から徒歩3分
- 丸の内線・銀座線赤坂見附駅から徒歩12分
- 南北線・銀座線溜池山王駅から徒歩10分
つきじへいたトークイベント
新書体「つきじへいた」リリース記念トークイベントが大盛況で終了いたしました!
イベントには文字関係のお仕事をされている方や、文字に興味のある方総勢20名のたくさんの方に参加していただきました。
つきじへいた作者である池田平多と聞き手の直井による、「つきじへいた」の魅力が盛りだくさんの完成までの熱いストーリーが展開されました。
今後つきじへいたエキシビションで販売される絵画を背にトークがが進んでいきます。






ありがたいことに他メンバーもゲストの文字好きの方、デザイナーさんなどなど多くの方との交流をさせていただきました。

そしてそして奥にカフェのようなブースも見えますね。代表がコーヒーをゲストに提供しています。
ギャラリーと同じ場所でコワーキングスペースとして活用できる「Cafe」としての運営もはじめているので、そちらも要チェック!
今後のイベントへも活かせるような課題がまだまだ出てきそうです。

「む」「す」「あ」の三種類です!
こちらと壁に飾られている絵画は、現在開催されている「つきじへいたエキシビション」にてお買い求めいただけますのでぜひご覧ください。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。池田平多にとってもアイデアスケッチに取っても大きな一歩となりました。
引き続き7/15まで「つきじへいたエキシビション」が行われておりますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね!